成り行き注文とは、株式を売買する際に、買いたい値段や売りたい値段を指定しないで売買注文を出す方法をいいます。
株の売買値段がいくらになるかはわからないけれど、とにかく株式を売買したい、というときに使われます。
ただ、「株の売買値段がいくらになるかはわからない」とはいっても、有名どころの株式の売買の場合には、さほど、値段がぶれることはありません(少なくとも、私は、予想外の価格で株を購入したことはありません)。
ですから、日中、株価を見ながら取引をする際には、成り行き注文をすることがおすすめです。
成り行き注文のいいところは、下記の2点です。
- 比較的確実に売買できる
- 手数料が安い(ことが多い)
一方で、欠点は、株価の値動きが激しいときに成り行き注文を出してしまうと、予想外の値段で売買が行われてしまう可能性がある、ということです。
特に、売買高(=取引量)が少ない銘柄の売買をする際には、注意が必要です。