トップページ > 株式取引用語集> 指し値注文とは

指し値注文とは

指し値注文とは、株式を売買する際に、買いたい値段や売りたい値段を指定して売買注文を出す方法をいいます。

会社の業績や、株価の推移を見て「この値段まで株価が下がったら買いたい」、「この値段まで株価が上がったら売りたい」と思う時があると思います。

その場合には、指し値注文をすることで、狙った株価で取引をすることができます。

なお、「指し値注文をする際に指定した値段」のことを「指し値」といいます。


指し値注文は、特に、日中家におらず、夜間に取引を予約する方にはおすすめです。

夜のうちに注文を出しても、翌日の株価がいくらになるかはわかりません。

そのため、成り行き注文を出しておくと、予想外の価格で株の売買をしてしまうことになりかねません。

一方で、指し値注文を出しておけば、自分が指定した価格よりも不利な価格では売買が行われませんから、安心して取引ができます。


一方で、指し値注文の欠点は、自分が指定した価格よりも不利な価格のままで株価が推移した場合には、株の売買がされない、ということです。

そのため、株価動向によっては、何日経っても株の売買ができない、ということにもなりかねませんので、注意が必要です。

また、株の取引にかかる手数料も、指し値のほうが高いこともありますので、ご注意ください。


 
enmanrikon.org